9月の中旬から約3週間、日本に帰国していました。
10月3日に、コロナで1年延期になっていた息子の結婚式があったから。
この日本滞在の間、
息子との思い出の場所を車で通ったり、実家を片付けていたら、やっと歩き始めた時に買った何回も履いていない小さな靴が出てきたり、一緒によく歌ったアニメソングが、思いがけなくドラマの中で歌われていたり。
偶然に、あるいは意図して、母親としての過去の自分を振り返る時間を過ごしていました。
そして、小さい頃の写真が並べられた結婚式でのムービー・・・。
2歳の時に離婚してシングルマザーになった、あの頃。
小学生だった、中学生だった、高校生だった・・・あの頃。
いいいことばかり思い出すわけじゃなくて、
もっとこうすれば良かった、〇〇だったらもっと〇〇だったかもしれない、それも、もちろんある。
いや、そっちのほうが大半かもしれない。
けれど、私が何を感じていようといまいと、そんなこととは関係なく
27歳になった息子が、私にそっくりなまんまるな顔で笑っている。
それがすべて。
今はこの笑顔を祝おう。
そして、美味しいワインをグッと飲み干しました。笑
「人は、どうであれその時の最高最善を尽くしている。」
という言葉があります。
私たちは、過ぎ去って結果を見ているからこそ
「あの時こうすれば良かった」と言える。
それに気づけたということは、それだけ成長してきたという証でもある。
だから、過去の自分を責めたり、無闇に反省したりする必要はない。
ただ、大切なのは
今も、未来においても、
「最高最善を尽くしたよね」と自分に言ってあげられること。
そのためには、
自分にとって、何が最高最善なのかを知らなければならない。
ささやかなことから、大事なことまで
いつでも最高最善の選択ができるように。
息子の結婚式をきっかけに、
改めてそのことに立ち返ることができました。
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さて、
10月の「自分を知る瞑想会」のお知らせです。
10月24日(日)朝7時〜8時
zoomにて。
詳細とお申し込みはこちらから。
Mahalo,
keiko