たなかけいこです。

ハワイに戻りました!

 

聞いたことがあるかもしれないのですが、
女性のひとり旅ハワイで長期滞在、というのは
入国するときに、質問が厳しいです。

 

何しにきたの?
仕事は何をしているの?
どうしてこんなに長く日本を離れることができるの?
どこに泊まるの?
誰かに会う予定はあるの?

 

根掘り、葉堀り聞かれます。
ほんとうのことを話しても、疑われて
別室へと連れていかれ、さらに詳しく質問が続き
荷物を全部チェックされ・・・です。

 

何を疑われているのか?
というと、

「観光です」と言って
ビザ免除プログラム(ESTA)で入国して

結婚して、永住権を申請して、移住するんじゃないの?
ってことを疑われているのがひとつと、
(結婚のために入国するには、ビザが必要)

長期滞在しながら、
ほんとうは、こっちで何か仕事をするんでしょう?
(ここでお金を稼ぐのなら、合衆国に税金を払いなさい)

ってことを疑われているわけです。

 

これについて、何か証拠が出てしまったら
入国させてもらえず、強制送還です。

 

合衆国に永住したいため、偽装結婚で権利を得て移住する。
という女性が、日本からだけではなく
たくさんいるからなのでしょうね。

 

私は、大抵、別室まで行くコースです。

何度も長期滞在しているし、
ハワイの家の鍵を持っていたり、
ハワイの銀行に口座を開いたりもしているので、
(単に便利だから)
確かに、いろいろ疑われることが多いのかもしれませんが。

 

「また別室まで行くんだろうな」
と、ドキドキしたり、お腹痛くなったりもしますが、

「私は大丈夫。
だって、何も悪いことしてないし」
と、自分を信じて、正々堂々としています。

 

その結果、
何も法を破るようなことはしてないし、
「日本に帰る」ということを信用してもらえるので
時間はかかりますが、入国させてもらえます。

させてもらえなかったことは、ありません。

ビクビクしたり、嘘をついたり・・・すると
信じてもらえず、強制送還ということもあるようです。

 

自分を信じることができている、というのは
何より、心強いものです。

だって、
どの検査官にあたるか、ということによっても
対応が全然違うし、私がコントロールしきれることではないからです。

 

ネチネチと何度も同じことを聞いて
ひっかけ問題みたいに、
私が、違うことを言うのを待ってることがミエミエの
ほんっといい加減にしてほしい検査官もいたし

今回は、短時間の面談で
全面的に信用してもらえたし

いろいろなんです。

 

待たされている間とか、
「入国できなかったらどうしよう・・・」という気持ちと
「入国できないはずがない、大丈夫」という気持ちと
もちろん、両方あります。

でも、
「どうしよう」と心配する私もいるよね、と認めながら
「大丈夫」という方を選んで、
何度も何度も、深呼吸をしたり
海で浮かんでいる自分をイメージしたりしました。

 

自分の心の状態を整えることができるのは、
自分しかいません。

 

頼れるのは、自分なんだな、とつくづく思います。

 

 

ホノルル空港に着陸して
飛行機から外に出たときの空気感で、
「はぁ~、帰ってきた~」とじわっと涙するのですが

 

そんな入国審査を終えて、
建物の外に出た瞬間の開放感は、たまらないです!

 

そして、そこにパートナーが迎えに来てくれていて
入国が何時間かかろうと、大人しく待っていてくれるのも
ほんとうに有難いな、と感じます。

私よりも嬉々として、
ハグ&キスでレイを首にかけてくれると
身体中が緩んでいくのがわかります。

 

 

Mahalo,